落語はビジネスにも役立つ!「笑う力」を身につけたい

アマチュア落語家・太助が、落語の魅力を考えます。

落語入門

落語で、男が「いい女」を演じることの難しさ

こんにちは、太助です。いま太助は「夢の酒」という落語の稽古に励んでいます。 「夢の酒」は、うたた寝をしている若旦那を、妻のお花が起こすシーンから始まります。 「もう少しだったのに」と、起こされて機嫌が悪い若旦那。その理由を尋ねると、夢を見て…

落語の「ちょいと一杯ひっかける」は、酒飲みにとても便利な言葉

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。太助は、はっきり言って酒好きです。ちなみに落語教室に来る中高年のおじさんは、ほぼ間違いなく酒好きです(笑)。いま「夢の酒」という落語を稽古しています。これは男の願望が、夢の世界に現れるような噺ですが…

落語家は、メガネをかけてはいけないの? 

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。太助は日常的にメガネをかけています。ひどい近眼で、メガネとは長い、長い付き合い。メガネがないと日常生活はまったく営めません。 落語でも、メガネをかけたまま高座に上がっています。メガネを外すと不便ですし…

落語をやって初めて分かった! 男着物の魅力と面白さ(2)

こんにちはアマチュア落語家の太助です。落語を始めるようになって、必要になったのが着物です。 これまでの人生で、私は着物を着たことなど一度もありません。そこで着物販売をしている母親に頼んで、大変に高価な着物を作ってもらいました。ところが、季節…

落語の登場人物:与太郎はどこに消えたのか?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供(金ぼう、亀という名が多い)、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁や幇間…

頭にきて、ブチ切れそうなときにお勧めの落語って、あるんかい!!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。毎日の生活で、頭にきて、切れそうになるときって、ありますよね? ネチネチと嫌味を繰り返す上司や、ワガママばかり言う旦那に、落語のように威勢よく啖呵を切りたくなるときって、ありませんか。 「てやんでい! …

落語初心者に、寄席をお勧めしない4つの理由

こんにちは、太助です。落語を実際に見たことがない人から、「何か見たいので教えてほしい」と言われることがあります。これは結構、悩みます。 というのは、最初の印象でつまらなく感じると、落語全体が「つまらないもの」に思えてしまうからです。海外旅行…

宝くじ1等・7億円に当ったら、あなたは最初に何をしますか? 使う? それとも隠す?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。宝くじの販売額が毎年減少していて、2016年は18年ぶりに9,000億円を割り込んだというニュースが報じられました。宝くじの販売額は、2005年をピークに10年以上、減少傾向が続いているそうです。 なぜ宝くじの話しを…

落語会で迷惑な観客ワースト5! 騒がしい客、携帯を鳴らす客、1位は?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。様々な落語会を見に行くと、はっきり言って迷惑な観客がいます。寄席の場合は、飲食自由であり、席を離れるのも自由。のんびりとした時間を過ごす場所でもあるので、マナーの面では、比較的、寛容です。 しかし、ホ…

落語業界の不思議な人材採用・育成

こんにちは、太助です。落語業界を知れば知るほど、不思議な世界だなあ、と思うことが色々あります。この不思議の一つに、落語業界の人材採用・育成があります。 人材募集をしない落語業界 「落語家求む! 日給5千円。休日・月4日。経験不問、やる気と体力を…

江戸時代は、金を貯めたり、出世するのは、みっともない?「三方一両損」

こんにちは、太助です。暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか? 太助は「三方一両損(さんぽういちりょうぞん)」という落語を演じたくて、いま一生懸命、調べているところです。 この落語は、江戸っ子の金銭観が表れていて、とても興味深い噺なので、…

落語で「笑わせる力」を身につける。笑わせる人の4つの特徴とは!? (1)

笑ってもらえるとビジネスシーンは劇的に変わる こんにちは。アマチュア落語家の太助です。この連載のタイトルは、『落語はビジネスにも役立つ「笑う力」を身につけたい』です。 営業やプレゼンテーションなど、様々なビジネスのシーンにおいて、「相手に笑…

猫好きのための落語って、あるのかニャ!?

こんにちは、太助です。私は、自他共に認める猫バカ。街で猫を見かければ、「ニャ」と言って話しかけ、飼い猫が外で喧嘩をしていれば、必ず駆けつけて加勢します。いつでも、自分の飼い猫のほうが正しいと信じ込み、太助という名前も、実は昔の飼い猫の名前…

落語をやって初めて分かった! 男着物の魅力と面白さ(1)

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語を始めるようになって、必要になったのが着物です。 これまでの人生で、着物を着たことなど一度もありません。そこで実家の母親に「落語を始めるので、着物が必要」と告げたところ、「取りあえず、一揃い、作っ…

落語を観るなら余一会(よいちかい)は、要チェック!

こんにちは、太助です。落語を観る場合、東京であれば、寄席(よせ)かホール落語のどちらかを選択するということになります。 1年中、落語が聞ける寄席は、東京では、新宿末廣亭、上野鈴本演芸場、池袋演芸場、浅草演芸ホールの4か所です。 これらの寄席は…

志ん生、小三治、志の輔を聴き比べると……。落語家の演出によって、落語はこんなにも変わる!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。私たちの落語教室では、やりたい演目を決めたらCDやDVD、ネットで音源を探し、それを台本として書き起こし、暗記をします。この音源を探す際、1つの演目について、複数の落語家の噺を聞き比べ、自分に合う音源を見…

「超入門!落語THE MOVIE」の魅力を考える

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。田舎に住んでいると、夏は蚊に悩まされます。洗濯物を干すときなど、虫よけスプレーを使うのですが……。蚊ってヤツは、塗っていないところを探すのが実にうまいですよね。昨日、耳の裏側を刺されたときは、「耳なし…