落語はビジネスにも役立つ!「笑う力」を身につけたい

アマチュア落語家・太助が、落語の魅力を考えます。

落語的な毎日

『マリア・シャラポワ自伝』トップの座に就き、トップであり続けるための条件

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。最近、「プロとアマチュアの差とは何だろう?」と考え続けています。そこへ飛び込んできたのが、テニスの大阪なおみの全米オープン制覇です。日本人初の快挙ということで、大きなニュースとなりました。テニス好き…

三越落語会(第605回):さん喬、鯉昇、左龍、扇遊、夢丸 古典の名手が一堂に!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年9月19日、三越落語会に足を運びました。長い歴史のある落語会で、今回でなんと605回。出演は、三笑亭夢丸(さんしょうてい・ゆめまる)、柳亭左龍(りゅうてい・さりゅう)、入船亭扇遊(いりふねてい・せん…

落語を続ける人、落語をやめてしまう人

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語教室に通い始めて3年目となり、いまではベテランと呼ばれるようになってきました。 落語を始めようという方はとても多いのですが、1、2回でやめてしまう人もたくさんいます。続ける人とやめてしまう人の違いは…

大崎善生『将棋の子』:プロとアマチュアの境界線とは何だろう?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。「プロとアマチュアの違いって何だろう」と考えることがあります。アマチュア落語家でも、プロ顔負けの上手な方がいらっしゃいます。しかし、どんなにうまくても、素人はプロの落語家にはなれません。 プロである条…

『徳川家康』山岡荘八を読み終えて:現代の「戦争と平和」を考える

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。昨年12月より、山岡荘八(著)『徳川家康』を読み始め、3月末に、ようやく読了しました。 この本を開く気になったのは、韓国の元大統領である朴槿恵(パク・クネ)が、拘置所で熱心に読んでいるというニュースを知…

浅草演芸ホール余一会:喬太郎、彦いち、白鳥、みんな適当に乗りまくる!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月31日(土)、浅草演芸ホールの余一会「満開!若手落語会」に足を運びました。 寄席では、ひと月を3期に分けてプログラムが組まれています。1日から10日が上席(かみせき)、11日から20日が中席(なかせき…

行徳落語名人会:林家彦いち、立川談笑、古今亭菊之丞、春風亭一之輔

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月9日、行徳落語名人会に足を運びました。出演は、林家彦いち、立川談笑、古今亭菊之丞、春風亭一之輔に加え、紙切りの林家二楽。はっきり言って、すごい豪華メンバーで、落語会を2回くらい開催できそうな陣…

dマガジン:雑誌読み放題サービスに見る「雑誌の終わり」

dマガジンで読める雑誌 雑誌や新聞など有料メディアの終焉(しゅうえん) プロフェッショナルが作る「質の高い情報」の必要性 雑誌ビジネスの終わり 雑誌ビジネスに打つ手はあるのか? こんにちは、アマチュア落語家の太助です。ネットの雑誌読み放題サービ…

落語教育委員会 in 市川:柳家喬太郎、三遊亭歌武蔵、三遊亭兼好

こんにちは、アマチュア落語家のおさむ家太助です。2018年2月5日、市川市文化会館で開催された、落語教育委員会に足を運びました。 落語教育委員会は、柳家喬太郎、柳家喜多八、三遊亭歌武蔵、三人の落語会としてスタートしました。新作と古典を語れる人気者…

第33回ふなばし市民寄席:喬太郎、一之輔、白酒

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年1月30日、第33回「ふなばし市民寄席」に行ってきました。場所は船橋駅から歩いて7~8分のところにある船橋市民文化ホール。この落語会は、市民文化ホールの主催イベントです。各地には、地域にしっかりと根付…

「徳川家康」山岡荘八:文明を改める哲学は生まれたのか?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。久しぶりに山岡荘八(著)『徳川家康』を読み返しています。この本を開く気になったのは、韓国の元大統領である朴槿恵(パク・クネ)が、拘置所で熱心に読んでいるというニュースを知ったからです(韓国版の書名『…

落語家にとって歯は命! 太助の歯医者放浪記(1)

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。年の瀬が迫り、一年を振り返る時期になりました。今年もいろいろありましたが、年間を通じて悩まされたのが「歯」についてでした。 長い、長い歯医者放浪記の始まり 2017年の1月から、歯が急激に悪くなり、全体的に…

新潮文庫 解説目録をチェックする静かな喜び

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。先日、ある書店に入ったところ、「ご自由にお持ちください」と書かれた『新潮文庫【解説目録】』が平積みされていました。黄色い表紙で、680ページ以上ある大冊です。 1冊いただいて持ち帰り、久しぶりに熟読しまし…

立川志らくは、テレビで和服を着るべきなのか?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。平日、昼の情報番組『ひるおび!』で、立川志らく師匠がコメンテーターを務めています。そのコメントや話し方には、賛否両論、いろいろな意見があるようです。 なぜ落語家は、テレビであまり見かけないのか? 太助…

お勧めの落語家:立川談修~端正な語り口で聴かせる新時代の名手

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。秋の気配も深まり、冬の寒さも感じられるようになってきた11月6日、人形町で開催された立川談修・独演会「談修インザダーク Vol.5」に足を運びました。 端正な語り口から繰り出される、少しダークな噺の数々 立川談…

落語を覚えて、記憶力の減退に挑む!(1)『落語家はなぜ噺を忘れないのか』

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語を話してみようと思ったときの、最初の関門は、噺を暗記しなければならないことです。 指導いただく師匠からは、「噺を覚えていなければ指導はできません」と言われます。また、うろ覚えでセリフを適当に言うこ…

落語家は、メガネをかけてはいけないの? 

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。太助は日常的にメガネをかけています。ひどい近眼で、メガネとは長い、長い付き合い。メガネがないと日常生活はまったく営めません。 落語でも、メガネをかけたまま高座に上がっています。メガネを外すと不便ですし…

落語をやって初めて分かった! 男着物の魅力と面白さ(2)

こんにちはアマチュア落語家の太助です。落語を始めるようになって、必要になったのが着物です。 これまでの人生で、私は着物を着たことなど一度もありません。そこで着物販売をしている母親に頼んで、大変に高価な着物を作ってもらいました。ところが、季節…

立川こしら、桂宮治:あなたはハマるか、さめるか?

こんにちは、太助です。8月が終わったと思ったら、予想に反して涼しい日が続いています。 少し雨模様の9月5日、お江戸日本橋亭で開催された「こしらと宮治4」に行ってきました。 日本橋のコレドで、ちょっと腹ごなし 会場は日本橋三越から歩いて約5分の便利…

夏休みの自由研究・悲しき思い出

こんにちは、太助です。スマホで売買ができるフリマアプリ「メルカリ」で、夏休みの読書感想文が販売されていることがニュースになりました。 覗いてみると、なるほど色々な感想文の原稿が売られています。芥川龍之介「羅生門」「地獄変」、夏目漱石「夢十夜…