落語入門
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2019年3月2日、江戸川落語会に足を運びました。今回は会場である江戸川総合文化センターの開館35周年を記念して、昼夜2本立ての興行です。昼は古典落語、夜は新作落語という構成。通し券も発売されていましたが、私…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の女郎や幇間。今回は、長屋噺での主要人物…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は落語の名作と呼ばれる「子別れ」を紹介します。この落語は、夫の浮気で別れた夫婦が、幼い息子が縁結びとなってよりを戻す人情噺です。上、中、下の三話に分かれる大作で、通しで語ると1時間近くになります。…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年12月11日、赤坂区民ホールで開催されたみなと毎月落語会に行ってきました。出演は三遊亭白鳥、林家彦いち、桃月庵白酒(とうげつあん・はくしゅ)。人気落語家の三人会なので、期待が高まります。 みぞれ交じ…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供(金ぼう、亀という名が多い)、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の女郎や幇間…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語を聴いていると、長屋や宿屋、廓など、いろいろな場所が登場します。しかし自分の想像力だけでは、リアルに情景が浮かばないこともあります。そこでお勧めしたいのが「深川江戸資料館」です。 都営大江戸線の清…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。いま『棒鱈(ぼうだら)』という噺を稽古しています。 料理屋の二階で江戸っ子が二人で飲んでいる。一人は酒癖が悪く、すでに酩酊状態。芸者を呼んで待っていると、隣の座敷に芸者が大勢入って、大騒ぎしているのが…
http://www4.nhk.or.jp/P4544/ こんにちは、アマチュア落語家の太助です。NHKで不定期に放映されている『落語ディーパー』をご存知でしょうか。サブタイトルには、「東出・一之輔の噺(はなし)のはなし」と銘打たれています。 NHKのホームページには、この…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁(おいらん)や幇間(ほうかん)。お…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は落語の名作「品川心中」を紹介します。かつては店のナンバーワンだった女郎・お染が、金の工面ができないために心中を決意します。その相手に選ばれたのが、頼りにならない男、金蔵。映画「幕末太陽傳」でも…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年6月7日、古今亭の二つ目落語家による落語会「古今亭ねくすと VOL.4」に足を運びました。場所はお江戸日本橋亭。日本橋三越のすぐ近くにある、とても便の良いホールです。 落語家は亭号(ていごう)というもの…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語を演じていると、江戸時代の風俗、習慣、制度などを、きちんと知る必要があります。 いま「宿屋の富」という落語を稽古しています。この噺では、江戸時代の富くじ(今の宝くじ)が登場します。富くじ1枚が一分…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は、三遊亭円丈(著)『師匠、御乱心!』を紹介します。昭和の名人・三遊亭円生が、落語協会の方針に反対し、協会を脱退した騒動の顛末を、一門の円丈が内側から描いた作品です。 本書は1986年に『御乱心』とし…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供(金ぼう、亀という名が多い)、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の女郎や幇間…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は落語の名作と呼ばれる「芝浜」を紹介します。「よそう。また、夢になるといけねえ」というオチのセリフは、とても有名です。『笑点』でもギャグで使われているので、みなさんも耳にしたことがあるかもしれま…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月31日(土)、浅草演芸ホールの余一会「満開!若手落語会」に足を運びました。 寄席では、ひと月を3期に分けてプログラムが組まれています。1日から10日が上席(かみせき)、11日から20日が中席(なかせき…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月14日、江戸川落語会を観るために、総武線・新小岩駅にある「江戸川区総合文化センター」に足を運びました。 今回は、柳家三三、春風亭一之輔の二人会。しかも、この日はホワイトデーということで、副題は…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁(おいらん)や幇間。おなじみのメン…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月9日、行徳落語名人会に足を運びました。出演は、林家彦いち、立川談笑、古今亭菊之丞、春風亭一之輔に加え、紙切りの林家二楽。はっきり言って、すごい豪華メンバーで、落語会を2回くらい開催できそうな陣…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。先日、浅草にある老人ホームの落語会に参加させていただきました。この落語会は、同じ落語教室に通う方が、ホームに交渉して始めたもので、今回が2回目となります。 9階建てのとても立派な施設で、総ベッド数が161…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年初頭から、「寝床」という噺(はなし)を稽古しています。「寝床」は、下手な素人芸を指す言葉として使われるほど有名な落語です。 ある大店の旦那が、義太夫に大変に凝っている。自宅で義太夫の会を開催して…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。寄席に足を運んでも、テレビで見かける立川志の輔師匠を見ることはできません。これは東京の落語界が4団体に分かれていることに関係があります。 現在、東京の落語界は、落語協会、落語芸術協会、落語立川流、円楽…
こんにちは、アマチュア落語家のおさむ家太助です。2018年2月5日、市川市文化会館で開催された、落語教育委員会に足を運びました。 落語教育委員会は、柳家喬太郎、柳家喜多八、三遊亭歌武蔵、三人の落語会としてスタートしました。新作と古典を語れる人気者…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁(おいらん)や幇間。おなじみのメン…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2017年、「忖度(そんたく)」という言葉が広まり「2017ユーキャン新語・流行語大賞」にも選定されました。この言葉の本来的な意味は「他人の気持ちをおしはかる、推察する」というもので、特に否定的なニュアンス…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語教室で、1人の持ち時間は15分と決められています。これは厳密に守られていて、指導いただく師匠が、稽古の際もタイムチェックをし、オーバーしていれば指摘されます。 このため、演じたい噺(はなし)を決める…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁や幇間。おなじみのメンバーですが、…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は、お勧めの新作落語家を紹介します。 昔から伝わる噺(はなし)を語り継ぐ古典落語に対して、新作落語は、落語家自身が創作する落語です(創作時期が新しいものを新作と呼ぶ場合もあります。また本人以外が作…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語家は、師匠に弟子入りを許されると、前座見習い→前座→二つ目→真打(しんうち)と序列を上げていきます。この真打になるためには、団体によって違いはありますが、12年から15年かかるといわれます。前座での修行…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。立川談志追悼興行の情報を調べていたら、恐れ多くも、談志について書きたくなりました。 これまで、立川談志ほど、さまざまに評論された落語家はいないでしょう。評論家やお弟子さんによる書籍は、数多く刊行されて…