落語はビジネスにも役立つ!「笑う力」を身につけたい

アマチュア落語家・おさむ家太助が、落語の魅力を考えます。

落語入門

落語の名作「品川心中」:あたしもそのうち行きますから。さよなら、失礼~

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は落語の名作「品川心中」を紹介します。かつては店のナンバーワンだった女郎・お染が、金の工面ができないために心中を決意します。その相手に選ばれたのが、頼りにならない男、金蔵。映画「幕末太陽傳」でも…

古今亭の次世代を担う落語家は?「古今亭ねくすと」VOL.4

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年6月7日、古今亭の二つ目落語家による落語会「古今亭ねくすと VOL.4」に足を運びました。場所はお江戸日本橋亭。日本橋三越のすぐ近くにある、とても便の良いホールです。 落語家は亭号(ていごう)というもの…

落語入門:江戸時代のお金(1) 千両って、どのくらい高価なの?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語を演じていると、江戸時代の風俗、習慣、制度などを、きちんと知る必要があります。 いま「宿屋の富」という落語を稽古しています。この噺では、江戸時代の富くじ(今の宝くじ)が登場します。富くじ1枚が一分…

書籍『師匠、御乱心!』:円生一門の協会脱退の悲しき顛末

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は、三遊亭円丈(著)『師匠、御乱心!』を紹介します。昭和の名人・三遊亭円生が、落語協会の方針に反対し、協会を脱退した騒動の顛末を、一門の円丈が内側から描いた作品です。 本書は1986年に『御乱心』とし…

落語の登場人物:泥棒 落語に出てくる泥棒は、ちょっとマヌケで憎めない

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供(金ぼう、亀という名が多い)、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の女郎や幇間…

落語の名作「芝浜」~よそう。また、夢になるといけねえ

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は落語の名作と呼ばれる「芝浜」を紹介します。「よそう。また、夢になるといけねえ」というオチのセリフは、とても有名です。『笑点』でもギャグで使われているので、みなさんも耳にしたことがあるかもしれま…

浅草演芸ホール余一会:喬太郎、彦いち、白鳥、みんな適当に乗りまくる!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月31日(土)、浅草演芸ホールの余一会「満開!若手落語会」に足を運びました。 寄席では、ひと月を3期に分けてプログラムが組まれています。1日から10日が上席(かみせき)、11日から20日が中席(なかせき…

第132回 江戸川落語会:柳家三三、春風亭一之輔 二人会

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月14日、江戸川落語会を観るために、総武線・新小岩駅にある「江戸川区総合文化センター」に足を運びました。 今回は、柳家三三、春風亭一之輔の二人会。しかも、この日はホワイトデーということで、副題は…

落語の登場人物:番頭さんは、日本の会社の屋台骨

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁(おいらん)や幇間。おなじみのメン…

行徳落語名人会:林家彦いち、立川談笑、古今亭菊之丞、春風亭一之輔

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年3月9日、行徳落語名人会に足を運びました。出演は、林家彦いち、立川談笑、古今亭菊之丞、春風亭一之輔に加え、紙切りの林家二楽。はっきり言って、すごい豪華メンバーで、落語会を2回くらい開催できそうな陣…

老人ホームの落語会に参加させていただきました!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。先日、浅草にある老人ホームの落語会に参加させていただきました。この落語会は、同じ落語教室に通う方が、ホームに交渉して始めたもので、今回が2回目となります。 9階建てのとても立派な施設で、総ベッド数が161…

落語入門「寝床」:げに恐ろしきかは素人芸かな

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2018年初頭から、「寝床」という噺(はなし)を稽古しています。「寝床」は、下手な素人芸を指す言葉として使われるほど有名な落語です。 ある大店の旦那が、義太夫に大変に凝っている。自宅で義太夫の会を開催して…

落語入門:東京の落語界は4つの団体に分かれている

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。寄席に足を運んでも、テレビで見かける立川志の輔師匠を見ることはできません。これは東京の落語界が4団体に分かれていることに関係があります。 現在、東京の落語界は、落語協会、落語芸術協会、落語立川流、円楽…

落語教育委員会 in 市川:柳家喬太郎、三遊亭歌武蔵、三遊亭兼好

こんにちは、アマチュア落語家のおさむ家太助です。2018年2月5日、市川市文化会館で開催された、落語教育委員会に足を運びました。 落語教育委員会は、柳家喬太郎、柳家喜多八、三遊亭歌武蔵、三人の落語会としてスタートしました。新作と古典を語れる人気者…

落語の登場人物:若旦那は、大塚家具や大王製紙の跡取りと似ているの?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁(おいらん)や幇間。おなじみのメン…

忖度(そんたく)と禁演落語:権力への過剰すぎる配慮

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。2017年、「忖度(そんたく)」という言葉が広まり「2017ユーキャン新語・流行語大賞」にも選定されました。この言葉の本来的な意味は「他人の気持ちをおしはかる、推察する」というもので、特に否定的なニュアンス…

落語 THE MOVIEに見た柳家喬太郎のすごみ

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語教室で、1人の持ち時間は15分と決められています。これは厳密に守られていて、指導いただく師匠が、稽古の際もタイムチェックをし、オーバーしていれば指摘されます。 このため、演じたい噺(はなし)を決める…

落語の登場人物:ご隠居は、なぜウンチクを語るのが好きなのか?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁や幇間。おなじみのメンバーですが、…

お勧めの新作落語家ベスト5~志の輔、白鳥、彦いち、喬太郎、昇太

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。今回は、お勧めの新作落語家を紹介します。 昔から伝わる噺(はなし)を語り継ぐ古典落語に対して、新作落語は、落語家自身が創作する落語です(創作時期が新しいものを新作と呼ぶ場合もあります。また本人以外が作…

落語業界は、真打が64%のすさまじい逆ピラミッドの世界!!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語家は、師匠に弟子入りを許されると、前座見習い→前座→二つ目→真打(しんうち)と序列を上げていきます。この真打になるためには、団体によって違いはありますが、12年から15年かかるといわれます。前座での修行…

立川談志:素人が近づくこともできない高き独立峰

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。立川談志追悼興行の情報を調べていたら、恐れ多くも、談志について書きたくなりました。 これまで、立川談志ほど、さまざまに評論された落語家はいないでしょう。評論家やお弟子さんによる書籍は、数多く刊行されて…

落語で、男が「いい女」を演じることの難しさ

こんにちは、太助です。いま太助は「夢の酒」という落語の稽古に励んでいます。 「夢の酒」は、うたた寝をしている若旦那を、妻のお花が起こすシーンから始まります。 「もう少しだったのに」と、起こされて機嫌が悪い若旦那。その理由を尋ねると、夢を見て…

落語の「ちょいと一杯ひっかける」は、酒飲みにとても便利な言葉

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。太助は、はっきり言って酒好きです。ちなみに落語教室に来る中高年のおじさんは、ほぼ間違いなく酒好きです(笑)。いま「夢の酒」という落語を稽古しています。これは男の願望が、夢の世界に現れるような噺ですが…

落語家は、メガネをかけてはいけないの? 

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。太助は日常的にメガネをかけています。ひどい近眼で、メガネとは長い、長い付き合い。メガネがないと日常生活はまったく営めません。 落語でも、メガネをかけたまま高座に上がっています。メガネを外すと不便ですし…

落語をやって初めて分かった! 男着物の魅力と面白さ(2)

こんにちはアマチュア落語家の太助です。落語を始めるようになって、必要になったのが着物です。 これまでの人生で、私は着物を着たことなど一度もありません。そこで着物販売をしている母親に頼んで、大変に高価な着物を作ってもらいました。ところが、季節…

落語の登場人物:与太郎はどこに消えたのか?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供(金ぼう、亀という名が多い)、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁や幇間…

頭にきて、ブチ切れそうなときにお勧めの落語って、あるんかい!!

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。毎日の生活で、頭にきて、切れそうになるときって、ありますよね? ネチネチと嫌味を繰り返す上司や、ワガママばかり言う旦那に、落語のように威勢よく啖呵を切りたくなるときって、ありませんか。 「てやんでい! …

落語初心者に、寄席をお勧めしない4つの理由

こんにちは、太助です。落語を実際に見たことがない人から、「何か見たいので教えてほしい」と言われることがあります。これは結構、悩みます。 というのは、最初の印象でつまらなく感じると、落語全体が「つまらないもの」に思えてしまうからです。海外旅行…

宝くじ1等・7億円に当ったら、あなたは最初に何をしますか? 使う? それとも隠す?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。宝くじの販売額が毎年減少していて、2016年は18年ぶりに9,000億円を割り込んだというニュースが報じられました。宝くじの販売額は、2005年をピークに10年以上、減少傾向が続いているそうです。 なぜ宝くじの話しを…

落語会で迷惑な観客ワースト5! 騒がしい客、携帯を鳴らす客、1位は?

こんにちは、アマチュア落語家の太助です。様々な落語会を見に行くと、はっきり言って迷惑な観客がいます。寄席の場合は、飲食自由であり、席を離れるのも自由。のんびりとした時間を過ごす場所でもあるので、マナーの面では、比較的、寛容です。 しかし、ホ…