落語とビジネス
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。あなたの身の回りにいませんか? 「何かおもしろいことないかなぁ」が口ぐせの人。もしかしたら、あなたもそうだったりして……。 このフレーズをよく口にする人は、自分にとっての「おもしろいこと」が何か、はっき…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語会に行くと、落語家さんは素晴らしいのに観客がとても少ないことがよくあります。そんな時、「落語にもっと観客が来るには、どうすればいいのだろうか?」と考えます。 現在、観客の動員数が多い娯楽は、プロ野…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。いま「宿屋の富」という落語を稽古しています。 文無しの貧乏人が、馬喰町(ばくろうちょう)のさびれた宿にやってくる。この男、家には奉公人が数百人いて、大名や商人に数万両貸していると大ぼらを吹きまくる。人…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供。商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の花魁(おいらん)や幇間。おなじみのメン…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。この連載のタイトルは、「笑う力を身につけたい」です。落語を聞きに行くと、会場全体が笑いに包まれることがあります。落語家さんに観客を「笑わせる力」があり、観客に噺を楽しむ「笑う力」があって、初めて大き…
こんにちは、太助です。この連載のタイトルは、「笑う力を身につけたい」です。落語を聞きに行くと、会場全体が笑いに包まれることがあります。落語家さんに観客を「笑わせる力」があり、観客に噺を楽しむ「笑う力」があって初めて、笑いが起こるのだと思い…
こんにちは、太助です。落語業界を知れば知るほど、不思議な世界だなあ、と思うことが色々あります。この不思議の一つに、落語業界の人材採用・育成があります。 人材募集をしない落語業界 「落語家求む! 日給5千円。休日・月4日。経験不問、やる気と体力を…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。色々な落語家さんを見ていると、噺(はなし)が聞きやすい方は、姿勢がとても良いことに気が付きます。そこで今回は、話をする姿勢について考えてみたいと思います。 落語を始めて、和服を着るようになってから、プ…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。最近、落語業界のことを調べていて、「つくづく不思議な業界だなあ」と感じています。そんな折に手に取ったのが『誰がアパレルを殺すのか』という本でした。これが、ズブズブと沈んでいく業界の構造を的確に描いて…
笑ってもらえるとビジネスシーンは劇的に変わる こんにちは。アマチュア落語家の太助です。この連載のタイトルは、『落語はビジネスにも役立つ「笑う力」を身につけたい』です。 営業やプレゼンテーションなど、様々なビジネスのシーンにおいて、「相手に笑…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。以前、落語家はYouTubeに高座の動画をアップすべきか? というテーマを考えてみました。今日は、その続編になります。 (前回の記事) osamuya-tasuke.hatenablog.com 第1回では、「売れる」という要素を以下の5つ…
こんにちは、太助です。落語で、「飲む(酒を飲む)」「打つ(賭博をする)」「買う(女郎を買う)」は、欠かすことのできない題材です。人口比で男性の多かった江戸では、この飲む、打つ、買うが、大きな娯楽であったことは間違いありません。 「打つ」とは…
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。私は勝手に、落語業界の私設応援団を自認しています。そこで今日は、落語家はYouTubeに高座の動画をアップすべきか? というテーマを考えてみたいと思います。 なぜ、こんなことを言い出したかというと、「私の好き…
こんにちは、太助です。今日は、「落語はビジネスに役立つ」というテーマで考えてみたいと思います。 私の好きな落語に「百年目」という噺があります。この噺に出てくる「遊びを身につけて、表に出す」というセリフが、私にはとても印象的です。ご紹介したい…